例えば
「なんであの人、あんな言い方するの?」
「えっ、それは間違っているでしょ?」
「私は正しくて、あの人がおかしいよね?」
このように無意識のうちに「ジャッジ」してしまうことありませんか?
ジャッジ癖とどのように付き合っていくのがいいのか考えてみましょう。
なぜジャッジするのか?
①私たちは自分の過去の経験をベースに、瞬時に「こうすべき」「これは良くない」と判断しながら行動しているのです。
だから、ここから外れた行動をする人を見ると、えっそれって大丈夫?という感情が湧き、その気持ちが大きくなるとジャッジになるわけです。
例えば
・「初対面では笑顔が大事」と思っている人は、無意識に常にニコニコします。
→ そんな人が初対面で無表情な人を見ると、「この人感じ悪いな」と思ってしまう。
・「頑張れば認められる」と育った人は、無理をしてでも働くことが“普通”になります。
→ すぐに休む人に対して、「この人やる気がないな」と感じてしまう。
・「失敗=悪」と教えられてきた人は、新しいことに挑戦すること自体に不安を抱きます。
→ ノリで挑戦する人を見ると、危なっかしく見えてしまう。
これらの反応は、すべて「過去の経験」が今の自分の“判断の基準”になっているからなのです。
ジャッジしている自分は、実は一番つらい
ジャッジしている自分に、ふと気づいたとき――
「なんでこんなに気になるんだろう…」
「そんな風に思ってしまう自分って嫌だな…」と、心がモヤモヤした経験はありませんか?
そう、ジャッジしている最中の自分自身が、実は一番苦しかったりするのです。相手に対する苛立ちの裏に、自分を責める気持ちが潜んでいることもあります。
だからこそまずは、「そう感じてしまう自分」に罪悪感を持たないことが大切です。
誰もが何らかの基準で物事を見ているのですから、ジャッジそのものは自然なこと。
ですが、それに引きずられすぎると、人間関係がどんどん息苦しくなってしまいます。
そこで大切なのが、“客観視”というスキルです。
客観視でラクになる――「そういう考えもあるよね」と受け流す力
例えば
「不愛想な初対面の人」を見て、「感じ悪いな」と思っても
「そういうタイプの人もいるよね」と心の中で受け流す。
まるで他人事のように、「あの人はあの人、自分は自分」と捉えることで、自分の感情に飲み込まれずに済みます。感情を「判断」ではなく「情報」として受け止められるようになると、ぐっと心が軽くなります。感情のスルースキルを日常で練習していきましょう。
ジャッジの裏にある“本音”に気づくことも大切
ジャッジしてしまうとき、実はその裏側に「本当の気持ち」が隠れていることがあります。たとえば…
- 「正しくありたい」 → 実は、間違えるのが怖い
- 「あの人がおかしい」 → 実は、自分に自信がない
- 「あの人は悪い、私は正しい」 → 実は、不安を正当化したい
そう、私たちは自分の心を守るために、無意識に他人をジャッジしていることが多いのです。
その本音に気づくことで、
「あ、私って今ちょっと不安なんだな」
「自信が揺らいでたんだ」と、優しく自分を見つめることができるようになります。
まとめ:ジャッジする心を責めず、そっと見守ることから始めよう
HSPの人は、繊細な心で日々たくさんの刺激を感じています。
その分、他人の言動に敏感に反応しやすく、ジャッジしてしまうことも多いでしょう。
でもそれは、あなたが「感じる力」に長けている証拠。
だからこそ、ジャッジそのものを「悪いこと」と捉えず、
「そう感じてしまう自分」に優しく気づき、そっと寄り添うことが、心をラクにしてくれます。
他人を受け入れることは、自分を受け入れること。
「違ってもいい」「そういう考えもあるよね」――そう思える心のゆとりが、きっとあなたの人間関係を柔らかく、心地よいものに変えていくはずです。
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